平成11年5月、仙台の象徴である広瀬川の清流を次世代に繋ごうと『広瀬川の清流を守る会』を設立。
平成13年4月、特定非営利活動法人としてNPO法人格を取得

 

 仙台市の100万人都市達成を機会に広瀬川をテーマとした環境を市民の立場より考える活動を目的にする。
広瀬川は都市化の進展により水需要が増大し、水の枯渇が懸念されている。それは特に潅漑期の下流域において毎年、慢性長期的に現れ、春季遡上するウグイ、オオガイ、アユなどの魚類や水性生物に大きな影響を及ぼしている。これらの問題を的確に把握し、平成9年改定の新河川法に定められた環境に配慮する広瀬川のありかたを学び、現在の河川状況の問題点について官民あげてその対応を考え、市民の側から行動する。
 

特定非営利活動法人広瀬川の清流を守る会設立祝賀会開催
       〜広瀬川の河川環境活動に新たな出発を誓う〜   

 平成12年より特定非営利活動法人化に向け手続きを進めてまいりましたが、4月11日に宮城県より、
認証され、4月20日付で設立登記手続きが完了しました。それを受けて5月23日、太白区中央市民センター展示ホールにて5時30分から第1回理事会を開催し、任意団体「広瀬川の清流を守る会」の解散とj残余金の移行、今後の事業計画や予算について協議がなされました。その後6時30分から「けんせつ出前講座〜名取・広瀬川の川づくり〜」と題し、国土交通省仙台工事事務所 工務第一課長 本田保惠氏より講演を頂きました。
 引き続き総会に移り、今年度事業計画と予算案が満場一致で決議され、NPO法人として新たな出発を誓い合いました。又、祝賀会では菊地重夫会員による2年前の発足時からの活動記録を編集したビデオの放映があり、また参加会員の一言など大変和やかな雰囲気で盛り上がりました。
 来賓として前回公開講座の講師を勤めていただいた東北大学工学部教授の田中仁氏、今年度助成を頂くことになった東洋ゴム工業(株)仙台工場総務 伊藤泰清氏、仙台市議の岡本章子氏、「CILたすけっと」代表の
杉山裕信氏をお迎えしました。司会:佐藤征子会員、総会議長:岸田清実会員、参加者38名 

下の写真をクイックするとビデオが見られます。
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広瀬川の清流を守る会
活動記録ビデオ

広瀬川の清流を守る会が発足してから、NPO取得までの活動j状況を記録したビデオです。後半には宮沢橋付近に飛来した白鳥、「今日の広瀬川」の冬の映像も入っています。
(30分)
撮影・編集  菊地重夫