【ホタル事業】

大野田ホタルの里は2009年第6回ホタル観察会をもって終了しました。

 

~麻衣ちゃんの夢~ 

ホタルの話をした翌年3月、事故で亡くなった小学2年の麻衣ちゃん。

大野田小近くの旧笊川で同級生と一緒に清掃し、後に届いた

絵手紙「ホタルが見れたらいいな」を忘れません。

旧笊川の清掃は、宮城県仙台土木事務所が継続しています。

大野田小、当時の先生方、同級生、宮城県、地域の皆様、他各位に感謝します。

 



テーマ「ホタルのお見舞い」~ホタルの明滅・子供たちを元気に~ 6/15
 撮影場所) 仙台市青葉区落合 県立こども病院 1階ホール
 6月15日、昨年秋完成した宮城県立こども病院へゲンジとヘイケボタル成虫30匹をプレゼント。

 きっかけは本会の横山副代表理事(長町病院勤務)の同級生がこども病院の大井院長である縁から、
今回の「ホタルのお見舞い」となりました。子供たちの一日も早い回復を祈ります。

病院では、県内各地から療養に来ている子供たちや先生、看護士、来院者が珍しいお見舞いに大
変喜んでいました。
飼育観察箱は今月一杯こども病院に置き、後は旧笊川に幼虫を放す予定となっています。
 


 かつて広瀬川に生息し、絶滅したホタルの再生を目指して取り組む事業(恩師 浅田 義邦先生の夢)ホタルの生存には良好な水、土、植物が必要であると同時にその水環境は市民にも極めて重要出ある。
 
 地域の小学校、町内会、関係団体と協力、ホタルの生育観察を通して身近な水環境を継続的に学んでいく。 

 平成11年6月18日金成町へ採卵用源氏ボタル採取。翌日長町小学校へ観察用に専用水槽に入れ持参、孵化。同年7月15日、28日亘理町吉田地区へ平家ボタル採取。 
 地域会員宅で子供達の鑑賞会を実施。 

 孵化。  

 現在 合計約1000匹のホタル幼虫を飼育中! 


ホタルの採取

ホタルの飼育槽

片平丁小「広瀬川とホタル」で講演

   片平丁小4年生

 同年6月末に太白区長町1丁目郡山堀にホタル飼育水槽を設置(3m×1.5m H=2.4m)孵化後順次ここで飼育のため幼虫を移動。7月成虫後各小学校や団体へ飼育協力を依頼(環境学習)、個体数を増やす基地とする。
 

ホタルの家

ホタルの移植
  会員による水温、BOD、COD水質調査中(毎日)
 
同年11月25日 長町小学校全4年生『広瀬川とホタル』で講演
 
平成12年 1月19日 片平丁小,ホタル幼虫と水槽セット持参
  全4年生『広瀬川とホタル』で講演
 
  7月に第1回ホタル観賞会を実施する。
        (長町1丁目ホタル小屋)
 
  ホタル飼育小屋(水槽)の命名決定『ホタルの家』
一般および会員への公募により決定し看板を設置。
 
平成12年 7月12日 第一回例会後 加藤会員のホタルが予定より早く光った
との報告で早速ホタルの家に会員有志で見に行きました。
平家ホタルが十数匹光って、皆感激の面持ちでいつまでも
去り難い様子でした。
 
平成12年 7月20日
       ~22日
第1回ホタル観賞会をホタルの家にて開催
新聞等で知った市民が市外からも観察会に参加。
明滅する約100匹のホタルに、初めて見る親子連れが
歓声を上げていました。また数十年ぶりにホタルを見た
年配の方は広瀬川のホタルを懐かしがって、当会活動に
賛同されていたのが印象的でした。
参加者600名 
 説明は、日下会長・加藤会員で行いました。
 
 ・ 平成13年 7月7日
        ~8日
第2回ホタル鑑賞会開催
7月7日(土)、8日(日)、長町一丁目郡山堀ホタルの家で開催。
仙台リビング、長町ゆとりーとで知った約1000人の市民がホタル
の明滅を観察しました。初めてホタルを見て感激する子供達、
数十年ぶりで懐かしく見ている年配の方、それぞれ夏の夜に明減
するホタルを楽しみました。中でも若林小から父兄と共に100名程
参加、これから広瀬川やホタルの生態について学ぶ5年生の総合
学習に当会の協力を依頼されました。

第2回ホタル鑑賞会